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本コアブックは当社における重要機密情報を含みます。許可のない外部公開、転記、引用などは禁止します。外部への流用や持ち出しが発覚した場合は、民法、および刑法に照らし合わせた罰則を適用します。
目次
1)我々の理念
メイプラスの理念
「患者様とスタッフと愛する家族を幸せにする」
- 患者様の幸せとは「痛み、悩みがなくなるだけでなく、長期的に健康を享受し、パフォーマンスの高い状態で快適な毎日を送ること」
- スタッフの幸せとは「社会的な地位向上や経済的・精神的に豊かな状態であり、良質な人間関係を育みながら、やりがいを持って取り組める仕事ができること」
- 家族の幸せとは「自分と深く関わる人や愛する人が健康で元気な毎日な送り、いつまでも笑顔の絶えない関係でいられること」
理念・目的・共通のゴールを持つ意味
別々のゴールを目指すつながりよりも共通のゴールを目指すつながりを持つことで長期的な成長や価値を生み出すことができます。
また、理念や目的、共通のゴールを明確にし、共有することで、個人や組織の成功と成長をもたらすことができます。
共通のゴールを持つことで、迷いなく進むべき道が見え、組織全体でより大きな成果を上げていくことが可能になります。
ヴィジョン <日本一の健康プラットフォームになる>
2024年のメイプラスのヴィジョンは「幸せの最大化」でした。
しかし、ヴィジョンを外側に発信する上で、さらに具体性のある言葉を変えようと思っていました。
そこで、2024年から発足した日本一の健康プラットフォームを作る活動をヴィジョンの主軸に置くことにしました。
この言葉のアイディアそのものは私の中から生まれたものではなく、チーフたちと話し合いの中で生まれたものです。
なので、実現するには全員の協力と志が必要になります。
では、日本一の健康プラットフォームを築くためにどんな取り組みが必要か?
- 解剖生理学など人体の構造と機能に関する情報
- 食事、栄養に関する情報
- 運動、トレーニングに関する情報
- 治療法、セルフケアに関する情報
- 人、物、お金、情報などマネジメントに関する情報
まずはこの5点に絞って情報を集め、必要な情報を発信していく活動をしていきます。
あくまでも目的は「患者様の健康と幸せのため」です。
2025年からはそれぞれの部署での活動を定期配信し、より多くの患者様の役に立てる健康プラットフォームカンパニーを目指します。
ミッション <人に貢献し続ける最高の治療家育成>
メイプラスのミッションは「人に貢献し続ける最高の治療家育成」です。
ちなみに、2024年、メイプラスのミッションは「治療家の人生を最適化する」ことでした。
さらに、2023年では「社会にインパクトを与える」というミッションでした。
なぜ、またミッションを変更したのかというと、どの目線で見ても納得できるミッションに変えたかったからです。
「治療家の人生を最適化する」、このミッションだと患者様目線で見て、何を言いたいのか伝わりません。
「社会にインパクトを与える」、このミッションは何をどうしたいのか具体性がないので伝わりません。
「人に貢献し続ける最高の治療家育成」というミッションには
- 患者様に貢献すること
- スタッフやチームに貢献すること
二つの意味が込められています。
誰もが最初は患者様貢献がスタートです。
- 患者様に貢献できる考え方をベースに知識や技術、コミュニケーション力、自己管理能力を磨き上げる
- 患者様に貢献できるようになったら、スタッフやチーム(院)に貢献できるリーダーシップをとれる実力をつける
- スタッフやチームに貢献できるようになったら、会社全体、組織力を上げるためのマネジメントを学び、実践する
このようなステップで成長し、自分ができる役割を広げていくこと。
能力開発をし、この選んだ道で関わる人を幸せにし、自分の人生も豊かにしてもらいたいと願っています。
最高の治療家の条件
- 自分自身が健康の実践者である
- 最先端の知識や情報を取り入れ続け、役に立てる情報を提供できる
- 治療・整体の技術を磨き続け、患者様の悩みや症状に合わせた施術提案ができる
- コミュニケーションを磨き続け、相手の喜ぶ会話や相手を深く知る質問ができる
- 気遣い、気配りができ、一手先の対応ができる
- 患者様の変化、経過、背景を読み取り、自信もって最善最高の提案ができる
- 考え方、あり方、価値観が前向きで一貫性のある行動がとれる
現時点では挙げると、上記が最高の治療家としての条件です。
また、応募者との面談で一番最初に伝えているのですが、目指すべき治療家の方程式があります。
メイプラス式一流治療家の方程式
(知識+技術+コミュニケーション)×思考・考え方
この要素は誰もがすぐに答えられる方程式として覚えておいてください。
なぜ、思考だけが掛け算なのかというと、知識や技術、コミュニケーションは学んだ分だけ成長しますので0〜100点で数値化できます。
しかし、思考についてはマイナス思考とプラス思考があり、-100〜100まであります。
知識と技術、コミュニケーションを合わせて100点だとしても、思考がマイナス-1ならトータルが-100になります。
うまくいかない人の多くの状態は思考が負の状態、負けを自ら作っていることが原因です。
マイナス思考はひとつの解釈、捉え方に過ぎません。
出来事の意味付けをネガティブに捉えることもできますし、ポジティブに置き換えることができます。
思考の視点を変えられるのは自分だけです。
先客後利
まずは、来てくださる患者様に最大の価値を与えることです。
それは「先客後利」の概念に従い、「まずは患者様を大切にし、利益は後からついてくるもの」という理由から考えています。
会社によっては先利後客というスタッフファーストであったり、会社の成長や発展をファーストに優先順位を置いている会社もあります。
これは卵か先か、鶏が先かというのと同じ問題であり、どの経営判断なら正解というのはありません。
ユニクロの柳井正さんの本にわかりやすく書かれているので、以下引用になります。
「会社は誰のためのものか?」と聞かれたら、「お客様のため」というのが本質です。
MBAの教科書では「株主のため」と書いてあるかもしれませんが、本末転倒です。
また、社員あっての会社ですが「社員のため」というのも本筋ではありません。
会社は、お客様にお支払いいただくお金で成り立っています。そのお客様に対して「わが社の株主を幸せにしたいので、うちの服を買って下さい」とか「わが社の社員の幸せのために、うちで服を買って下さい」とでも言うのでしょうか?明らかにおかしい話です。お客様のために一途になること。それが成果を生み、結果として株主や社員も幸せになれるのではないかと思います。
商売は、毎日お客様から投票をいただいているようなものですから、お客様をためを思って活動していない企業にお客様が投票して下さるはずはないのです。
ファーストリテイリングは急成長した特別な会社のように言われますが、何か特別なことをしたわけではなく、この考え方を真剣に、一途に実行してきたから、成長できたのだと思います。
引用:経営者になるためのノート「お客様を喜ばせたいと腹の底から思う」
患者様の幸せを言語化する ※理解できるまで繰り返し読んでください。
幸せは1人1人異なります。だからこそ人間の根源的なニーズを言語的に理解し、その上で相手のニーズを満たしてあげることです。
人には6つのニーズ(シックスヒューマンニーズ)があるといわれています。

- 安定、安心
- 不安定感、バラエティ
- 自己重要感、承認
- 愛とつながり、コミュニケーション
- 成長、成熟
- 貢献、利他
このシックスヒューマンニーズという原理原則のうち、①~④を患者様に感じていただくことが大切です。
基本的なニーズを満たす
- 安定感
- バラエティ
- 特別感
- つながり
①安定、安心
人は安心、安全を選びます。
そのためには『あそこに行ったらカラダが確実に良くなる』『先生みんなすごいから誰から施術を受けてもいい』という安全、安心を実現する必要があります。
安定した施術を提供するということは安全性だけでなく、安定した施術実績を積み上げていくことです。治療技術、接遇力、利便性、院内のクリンリネスにおいても当院が選ばれるべき安全、安心を提供し続けることが大切です。
また、口コミの数は患者様にとっての安心材料になります。定期的に良質な口コミをいただくことで『あそこに行けば間違いないです』という安心につながります。
②不安定、バラエティ
次にバラエティ、サプライズです。
人は毎日同じご飯、同じ時間を過ごしていると飽きやマンネリを感じます。
そのためには定期的にイベントを行なったり、施術のアプローチを変えたり、工夫する、患者様個人がポジティブな印象を受けるサプライズなどを起こし、患者様に満足以上の感動を提供できるようにします。
安定、安心だと、満足レベル。
驚きやサプライズは、感動レベル。
患者様を満足させればいいというレベルで立ち止まってはいけません。
いつもと違う「何か」を演出することで患者様を感動させていくことが大切です。
③自己重要感、承認
続いて、特別感や承認を与えます。
特別感というのはその人だけ割引をするといった特別扱いをするわけではなく、特別だと感じてもらうことです。
特別感を感じていただくには『いかに大切にされているように感じるか』『存在を認めてくれる』『いい気分にさせてくれる』ようなことを感じていただくことです。
人の悩みや症状、背景、年齢を考えると1人1人伝える言葉は変わってきます。1人1人に伝える言葉が変わると相手は特別感を感じてくれるようになります。
また、人は褒められる、認められる、承認されるということで自己重要感、つまり自分自身に価値を感じられる状態となります。仕事や家事でがんばっているのに誰も褒めてくれない、誰も自分を気にかけてくれない、そんな人に対して労いをかけたり、日頃の大変さをちゃんと理解してあげる。
そういったひとりひとりの背景を理解した言葉がけで特別感を感じていただけるようになります。
④愛とつながり、コミュニケーション
最後は絆・つながりです。
多くの人はコミュニケーションひとつで勇気や元気が湧いてきますし、硬かった表情が笑顔になることがあります。『施術だけでなく、先生に会いに行くのが楽しい』。こういった価値提供ができると治療家としてだけでなく、人間として本質的な成長、成熟につながります。
コミュニケーションは質と量が大事です。
メイプラスでは会話(量)と対話(質)に分けてコミュニケーションをとることを大切にしています。
最初は量を取りに行きましょう。
コミュニケーションの量が増えると心理的な安全性を生み出しやすくなります。量が増えてきたら、より深いコミュニケーションをとるために質をあげていきます。(量質転換)
質の高いコミュニケーションとは、普通の関係ではなかなか話さないようなコミュニケーションがとれるかどうかです。時間軸でいうと、過去にあった話、未来に向けてどういうふうに考えているか?などは質の高いコミュニケーションになりやすいです。
このように我々はこの4つのニーズを誰もが持っている基本的ニーズだと理解し、治療家として、人として常にアップデート(最適化)し続けます。
ファンを増やすにはまず自分の生きざまを磨き上げる。それから絆を育む。
人は何かしら見た目、表情、ボディランゲージ、しぐさ、言動、立ち振る舞い、ユーモアがある、自信が見えるかどうかなどで評価をしています。
一言でいえば、キラリと光るような魅力あふれる人です。
『この人とは友達になりたい』、『○○さんと一緒にいると楽しい、面白い』と、思える人には上記の要素を満たす光る部分があったと思います。
その光る部分は「生きざま」に現れてきます。
挑戦している人、努力している人、日頃から深く思考している人、目標に対して計画に生きている人、よりよい自分であろうとしている人は生きざまが表情や立ち振る舞いに表現されるのです。
こういった生きざまを磨くことが魅力となり、患者様との絆を育むために必要です。
日々の実践に生きる人、挑戦のための行動をし続ける人となり、生きざまを深化させ、患者様との絆が作れる人になってください。
入社時の約束と成長マインドセット
- トップレベルを目指す。
- チームワークを大切にする
- もし、職場を離れても良い関係でいられること
こういう約束をした上で入社をしている以上、自分たちが常に立ち止まることなく、成長マインドであり続ける覚悟が必要です。
トップレベルを目指すことにゴールはありません。
私たち全員が治療家という仕事、これからの人生、今まで気づけなかった考え方をアップデートし続ける必要があります。
治療家としての知識、技術、コミュニケーション力を積み上げていくことで、自分たちが理想とする人生、ライフスタイルが手に入るようになります。
まず、治療家としていちばん大切なことは、「治せる治療家になること」です。これこそが我々がいつも原点に立ち返るべき、成長マインドセットになります。
いくらコミュニケーションがうまくて、見た目が良くても治せる治療家でなければ患者様を喜ばすことはできません。
治せる治療家になるためには解剖生理学をベースとして、さまざまな症状を理解する必要があります。
症状を理解することで鑑別診断ができるようになるからです。その上で症状を治すために必要な技術を提供するのです。
骨格を整えるという整体をベースに症状を取り除くことにフォーカスした治療で改善率を上げ、多くの患者様のお役に立てる治療家を目指しましょう。
- 整体は身体を整える
- 治療は症状を治す
姿勢を分析して、整体を行うことで視覚でビフォーアフターを提供しながら、変化や効果が体感ですぐわかる治療を行い、ビフォーアフターを提供していくことで「ここに来たら良くなる!」を実現します。
- あ、痛みが全然なくなった。
- つっぱり感が消えた。
- しびれがなくなった。
- スタスタ歩けるようになった。
こういった患者様の生活に直結できる治療を提供していきます。
パーパス <整体をもっと身近な存在する>
2025年度からヴィジョン、ミッションに加えてパーパスをコアブックに掲載しています。
パーパスとは「企業の社会的存在価値、存在意義」を示しています。
メイプラスは「整体をもっと身近な存在にする」というパーパスを掲げます。
その背景にあるのは、日本の医療費・社会保障費問題です。
こういった患者様の生活に直結できる治療を提供していきます。
社会保障費というのは国家予算の中でも大きな割合を占めていることがこの図でわかると思います。
社会保障とは、私たちが安心して生活していくために必要な「医療」、「年金」、「福祉」、「介護」、「生活保護」などの公的サービスです。
もちろん、生命にかかわる治療費、薬代、介護関係にかかるお金は必要です。
しかし、多くの人は生活習慣(食事・運動・睡眠)の問題、つまり健康に対する意識の低さで病気を患っています。
私たちは、これら社会保障費に内訳の中でも健康保険を使わずに、手術や薬に頼ることのない生活をサポートをするために「整体をもっと身近な存在にする」ことが大切だと考えています。
『食事・運動・睡眠+定期的な整体、カラダのケア』を提供することで、日本の医療費、社会保障費にかかる負担を減らすことができるのです。
薬にかかるお金は令和元年のデータによると9.58兆円にも上ると言われています。
もちろん、すべての薬剤が必要のないものではありません。しかし、我々が生活面、健康面において整体、食事栄養、運動、睡眠に対してサポートできれば、この薬にかかるお金は半分に減らせます。
私たちが整体を身近な存在にすることによる社会的価値はおおいにあります。
2)戦略と戦術
2024年のテーマは「原点回帰」
- 福利厚生賃貸
- リゾートワークスによる旅行の福利厚生
- 新技術導入
- レジェンドアスリートとの提携
など、常に新しいことへのチャレンジを行なった1年でした。
こちらに関しては継続するものがあれば中断するものがあります。
福利厚生賃貸やリゾートワークスについては今後も実施していきます。
2025年は原点回帰の中心テーマである新技術もさらにわかりやすく整理して全員ができるものにしていきます。
レジェンドアスリートとの提携に関しては2024年で終了します。
2025年テーマ「育成」
2025年は育成がテーマです。
育成にはボトムアップとトップエクステンションという2つがあります。
ボトムアップは底上げ。2024年は特にボトムアップに力を入れました。
しかし、今年はトップエクステンションです。
主に幹部・チーフたちやトッププレイヤーをメインに育成をしていきます。
結論、トップエクステンションをすることで全員にとってのボトムアップになる予定です。だからこそ幹部、チーフ層を中心に育成計画を立てていきます。
2025年はマネジメント講座、チーフ合宿、院長塾などチーフたちはすでに日程が組み込まれています。
その他、アチーブメントやMBSなどの参加が決まっています。
幹部・チーフを育成することがみなさんの成長につながるといった流れを仕組みにしたいと思います。
2024年は私が全スタッフに対して直接指導や面談をさせてもらう機会が多かったですが、今後は幹部・チーフに集中させてもらい、私自身は経営者としてヴィジョンを描く、新人育成、採用や求人、マーケティングに注力する、また2025年に参加が決定している経営塾などにコミットメントを致します。
ただし、私が現場スタッフと関わり合いが全くないというわけではありません。朝礼や終礼などに参加したり、定期的な懇親会や勉強会も開催します。
あくまでも、2025年に優先すべきは幹部・チーフ陣の育成だということです。
適材適所と本質を見る目を養う
2025年は適材適所。つまり的確な人事によってスタッフの成長や能力開発をすることが大切だと思います。
メイプラスは今のままでも右肩上がりで成長しているので順調そうに見えるかもしれません。
しかし、個々人では「自分の成長が物足りない」と感じている人もいるのではないでしょうか?
クルト・レヴィンの法則によると
【 B= f(P・E) 】 という式で人が取る行動が決まるといいます。
B(Behavior):行動
F(Function):関数記号
P(Personality):人間性、人格、個性、性格、価値観
E(Environment):組織・集団のルール、周囲の状況、人間関係、職場風土
つまり、行動は人間性、人格、個性、価値観×組織、集団のルール、文化、周囲の状況というで変わるということです。
スタッフの成長は、どの組織に入るか、どの上司の元で働くか、周りにどのレベルの人がいるかで変わります。
2025年は全社員が成長と成果を実現するために、的確な配置転換や院単位の成長文化の醸成をしていき、全社員が120%成長できるような育成プランを計画していきます。
上質の追求
目的は患者様満足、数字はあくまでも結果です。
数字を追うことが目的だと評価のためであって、患者様のためにならないことをしてしまうことがあります。過去において数字を気にしすぎて焦ったパフォーマンスになっていたスタッフもいたと思います。
あくまでも、追いかけるのは患者様満足、満足のさらに上の感動、つまり、上質を追求することです。
数字は確認と調整のための材料に過ぎません。
患者様の要望に応え、満足度を高めるには
『患者様がどんな人で何を求めているのか?』
これを自分に常に問い続けることです。
自分自身を最適化し、満足度を追いかけていると、成果は必ず後からついてきます。
患者様満足度についてはまた次の項で説明します。
信用と信頼の積み重ね
患者様満足度は信用と信頼の積み重ねで決まります。
満足度を上げるには、まず患者様がどんな人で何を求めているのか知ることです。
そのためには、患者様の状況を把握し、患者様自身が理解している悩みをヒアリングし、患者様も気づいていない悩みに気づかせることです。
特に患者様すら気づいてない悩みに気づかせるには
- 正常とは何か?
- 異常とは何か?
を我々自身が理解しておくことが前提です。
正常とは人間の本来の身体を知ることです。
関節はここまで動くもの、こういう動作ができるもの、ということを理解していないと異常に気づくことができません。
また、経過確認や検査を定期的に行うことも重要です。
その上で、即効性のある治療や骨格から改善できる整体を提供し
- 施術のたびに良くなっていく実感がある。
- 次々に身体にとって有益な提案をしてくれる。
- 日常生活のアドバイスが的確。
こういった積み重ねで先生としての信用を積み上げていくのです。
そのうえで
- 先生だけにはなんでも話せる関係になっている。
- 会うと前向きな気持ちにさせてくれる。
- 毎回、会いに行くのが楽しみ。
このような人としての信頼関係を積み上げていくことができれば、私たちのファンは増え続けます。2025年も引き続き、治療家としての技量、症状に対する対応力を高めていきます。
中長期の出店および採用計画
2025年 | 2026年 | 2027年 |
・2~3店舗の店舗出店(合計10店舗、整骨院or整体院) ・10名以上採用予定。 ・一人生産性目標150万円 ・年間休日115日をベースに選択制にする(110日、115日、120日) ・加圧トレーニングの導入 ・ヘルスコンサルの導入 |
・5店舗の店舗出店(合計15店舗、整骨院or整体院) ・20名以上採用予定。 ・一人生産性目標170万円 ・研修施設のリニューアル |
・5店舗以上の出店計画 ・技術部門に特化した研究店舗の開設。 ・1人生産性目標200万円 |
ビジネスモデルについて
WHO 我々が価値提供すべき人
主に30~40代の女性を中心に働きざかりの方、主婦の方などに対して価値提供をしていく。ただ、実際には様々な年代の方がお越しになるため、その方ひとりひとりのお悩みや症状に寄り添い、精神的なつながりを大切にするために背景を理解した上で必要な施術提案を行う。
WHAT 我々のサービス
健康をテーマに肩こりや腰痛などの痛みを再発させない身体づくりを行い、痛みや悩みだけにとらわれず、快適でパフォーマンスの高い状態を支援する。また、症状の改善によりフォーカスすることで、患者様が感動する変化や効果をお届けする。
HOW サービスの提供方法
主に院内における施術サービスの提供であるが、施術だけが患者様にできる価値提供ではない。食事、運動、睡眠などの生活習慣の改善ヒントや、コミュニケーションの量と質を上げていく。治療家と患者様という関係に終わらず、個人としてのつながりを高めていく。
提供プロセスについて

上記の流れで患者様との関係を築いていきます。
私たちのサービスはリピートに高いウエイトがあります。
なぜなら、①新規顧客を集めるのに広告費がかかる、②リピートすることでより高い効果を感じていただけるからです。
①については地域にもよりますが、1人の患者様にお越しいただくために安くても3,000円、高ければ10,000円ほどかかることがあります。つまり、初回だけで離脱してしまうと、担当するスタッフの人件費、広告費などで考えると赤字です。ちなみにこれはメイプラスに限らず、どこの治療院、どのビジネスでも同じことがいえます。
②については多くの患者様が抱える原因は慢性的であり、長期的な積み重ねで起きている症状が多いからです。つまり、1回の施術で身体が整ったとしても、今までの生活習慣や身体の悪いクセがあるため、また元に戻ろうとする力が働きます(これを恒常性維持、ホメオスタシスといいます)。ですから、症状の改善と共に正しい姿勢を覚えさせる期間(メイプラスでは集中治療期間といいます)として複数回の施術を提案し、施術効果を実感させることが重要です。
ちなみに、主に経験者の治療家に多いのですが『治ったら来ない方がいい』という考え方を持っている治療家の先生は多くいます。
『治療』という症状改善を提供しつつ、定期的な『整体』を提供していくことでより高い満足度を目指していきます。
整体で定期的に身体を良いパフォーマンスに引き上げるならば、長期的にリピートをしていただくための価値提供が必要です。治療家というマインドをベースに、整体師としての柔軟な思考を持って患者様の健康に寄与していきましょう。
そのためには『自分の価値を最適化し続けること、時間を共有すること、コミュニケーションをとることで価値を感じていただく』という心構えが大切になります。
3)価値観・マインドセット
我々のマインドセット【メイプラス10】
【感謝】当たり前こそありがたい
- 患者様が来てくれること
- 一緒に働く仲間がいること
- 成長できる環境があること
- 家族やパートナーがいること
- すべて当たり前ではなく足るを知ることから始まる
【素直】素直、即行動
- 素直とは過去の経験にとらわれないこと、そして、ありのままの事実を受け入れること
- 行動したら成功に近づくが、行動しない限り成功に近づくことはない
- 今までの経験があると行動の邪魔になる場合がある。経験は一旦、脇に置いて、まずは受け入れて行動してみる
【変化】変化はチャンス
- 変化には進化と退化の2種類がある。現状維持は退化、自分から変わることでのみ進化する
- 世界は変化に適応できるものだけが、勝って生き残ることができた
- 勝ち残るには自ら変化を求めて成長し続ける
【成長】日々挑戦、日々成長
- やったこと、やらなかったこと。強く後悔するのはやらなかったこと
- 不快適領域(ストレッチゾーン)の中での行動こそ挑戦となり、成長につながる
- 成長することによって誰かのためにできる能力が上がり、自分の幸せにもつながる。
【準備】準備8割、行動2割
- 準備が足りずにやみくもに行動すると失敗の数が増えていく
- 準備を整え、行動することで成功確率は上がる
- 緊急ではなく、重要なことに目を向けて準備や計画を行う
【本質】本質を見極めろ
※本質は?と聞かれたら、『長期的かつ全体最適』と答えられるようにしましょう。
- 本質とは長期的にプラスになる思考や計画、行動
- 部分最適になるな、全体最適で考えろ
- やり方を聞くのではなく考え方を聞くことで本質的な質問になる
【不屈】あきらめないから夢叶う
- あきらめた分だけ希望や可能性は小さくなる
- 最善を尽くし、成長した分だけ希望や可能性は大きくなる
- 叶うとは口++。口から出る言葉がプラスになっている
【利他】利他の心、自他共栄
- 利他とは他人に利益を与えること。自分の事よりも他人の幸福を願うこと
- 利己とは自分の利益だけを考え、他人の利益を鑑みないこと
- 自他共栄とは互いに信頼し、助け合うことができれば、自分も世の中の人も共に栄えること
【本気】心揺さぶる本気
- 相手の心より先に自分の心を揺さぶり、本気で接すること
- 本音、本質、本気の3H
- 幸せになるための夢や未来にハシゴをかける。
【全力】全力で楽しもう
- 全力とは最善をつくすこと
- 失敗をしても、改善するために反省材料を探して次に活かす
4)行動指針
日々の行動指針
RCC+S
- Report(報告)
- Contact(連絡)
- Consultation(相談)
- Suggestion(提案)
ステゴサウルスになるな!(悪いことこそ、すぐ報告!)
真偽はわかりませんが、ステゴサウルスという恐竜は脳が小さく、神経伝達が弱いため、しっぽを踏まれても痛みを感じるまでに時間がかかったと言われています。つまり、問題が起きても気づくのが遅い、ということです。会社組織も同様に、現場の問題がすぐに上司に報告されないと、問題が拡大したり、エスカレーションすることがあります。そのようなことがないようにするため、「悪いこと」ほど、すぐに報告するのが大事なポイントです。
「Report」報告はまず結論 相手の聞きたいことを伝えるのがポイント
自分が言いたいことではなく、上司の聞きたいことも合わせて端的に伝えることが大事です。長期にわたるプロジェクトでは中間報告も忘れないこと。「あれ、どうなったの?」と言わせたらNGです。
「Contact」連絡は思いやり、気配り 相手の欲しい情報を欲しい時に共有する
自分が連絡しなかった場合、どんな影響があるのかを思い浮かべて、面倒がらずに共有する。後になって「聞いていない」と言われないように「伝わったか」どうかを確認すること
「Consultation」相談は課題解決 周りのチカラを借りて、成果をあげる
事前に目的と状況の整理をしてから相談をすること。相談したら、その後の報告も忘れないこと。相談こそが、成長の機会です。逆にいえば相談することがないのはチャレンジしていないともいえます。
「Suggestion」提案できる人はデキル人 相手に喜ばれる提案力をあげる
営業、販売、整体にしても、相手にうまく提案できる人は信頼、信用を勝ち取ることができます。患者様に対する提案力があがると経過や満足度が上がり、長期的な関係性を築きやすくなります。また、上司とのやりとりでも報告だけで終わらず、改善または解決策の提案をする。そのような部下がいると上司は決断に専念できるため、上司の時間を奪うことがなく、新しい仕事をどんどん任せてもらえるようになるため、評価を上げていくことができるのです。
PDCA
- Plan(計画)
- Do(実行)
- Check(確認)
- Adjust(調整)
なんとなく働いてたらキケン!(成長のサイクルを回そう!)
毎日目標を確認して、計画と準備を行い、確実に実行する。定期的に振り返りを行い、改善または調整を行う。一方で毎日なんとなく働いている。このPDCAサイクルが回せる人と回せていない人で1年後、3年後、5年後の生活は大きく変わります。詳しくは鬼速PDCAの書籍で学べますが、こちらでは簡単にPDCAを説明していきます。
Plan(計画) まずは現状把握を行い、課題を明確にする。
まずは現状把握が重要です。今の自分はどんな状態でどんな課題があるのかを明確にします。また、課題の因数分解を行い、仮説の精度を上げる。この仮説の精度が高ければ高いほど、インパクトの高い(効果的な)DOにつながります。さらに計画の時点で慎重になりすぎていたり、雑になりすぎないことが重要です。大胆さと慎重さの中間あたりの計画を立てましょう。
Do(実行) やり抜く行動を仕組み化する。
計画フェーズで絞りこんだ解決案を、実際のアクションである「DO」に分解します。DOには完結型のDOと継続型のDOがあり、期間が決まっていないDO、定性的なDOなどは継続型のDOとなります。また、インパクト、時間、手軽さなどからDOに優先順位をつけることが重要です。
Check(確認) できなかった要因とできた要因を探る
Checkとは3つの指標(KGI・KPI・KDI)の達成率を確認する。検証頻度はKDIがもっとも高く、次にKPI、そしてKGIの順となる。検証後に、できなかった要因を突き止めるには、行動そのものができてなかった場合はその理由は何か?行動はしていたが不十分だった場合はその理由は何か?と要因を探っていくことで次のAdjustにつなげていく。
Adjust(調整) 次のサイクルへのつなげる
Adjustには4つのケースがあります。①ゴールレベルの調整が必要そうなもの、②計画の大幅な見直しが必要そうなもの、③解決案・行動レベルの調整が必要なもの、④そのまま継続していけばいいもの、などです。これらにおいてもインパクト、時間、手軽さなどを考慮して優先順位を決めていきます。
KDI
KDI…DOの定量化。
こちらはPDCAのDOのフェーズでもよく取り上げられている項目ですが、毎日のDOをTODOにするというルーティンを回すことで確実に成長のサイクルを回していきます。毎日の勝ちパターンが明確なら、それを継続するだけで成功のサイクルにつながります。
5)人事制度
評価の基本的な考え方
- 定性評価(数字にできない評価)
- 定量評価(数字にできる評価)
定性評価
定性評価はメイプラスの価値観、行動指針に準じたものになります。
定性評価は何らかの形で言動や行動、または定量的に表面化される。
なぜ、成果が伴わないのか、院内でトラブルが起きやすく、人間関係の軋轢が起きるのかは定性面で課題がある場合がほとんどです。
2025年から定性評価を再スタートします。
基本はメイプラス10に対して患者様目線、スタッフ目線、会社組織全体の目線でできているかを評価します。
評価に関しては自己評価と他者評価で見ていきます。評価に関しての査定はまだ未定ですが、最低基準を満たす行動がとれてないということがないようにしてください。
著しく定性面での課題があると判断した場合は、定量評価による査定は中止し、研修期間終了後の給与で査定完了とします。
定量評価
定量評価とは施術レベルと定量レベルで決まり、それぞれのレベルに合わせた報酬形態となります。
こちらは年間休日によって評価が異なるため、別ページにて年間休日別の評価表を掲載します。
評価のプロセス
- 上半期査定(1月~6月)
- 下半期査定(7月~12月)
- 中間査定(研修終了翌月から6か月間)
それぞれ以下の表で施術レベル、定量レベルを査定し、翌月分の給与から反映します。
年間休日選択制(2025年~)
2025年から年間休日を選択制にし、年間休日数に合わせた給与支給にしていきます。
105日、110日、115日、120日の4パターンから選んでもらい、年に1回変更可能です。
また、入社直後のスタッフの初任給は以下の通りです。
- 105日…30万円(試用期間6か月は25万円)
- 110日…27万円(試用期間6か月は24万円)
- 115日…25万円(試用期間6か月は23万円)
- 120日…23万円(試用期間6か月は23万円)
105日、110日、115日、120日、年間休日別の評価制度はこちら。
インセンティブ支給
前年の7月1日~当年の6月30日までの評価でインセンティブを支給する。

目的・目標・行動設定(BE・HAVE・DO)
- BE 成りたい姿、状態、あり方、目的、理想
- HAVE 手にするもの、数値化できる目標
- DO(TODO) すること、具体的な行動
毎年、1月と7月に半期別のBE・HAVE・DOを設定します。
※1月に決めるとスタートが遅くなりやすいので、年末の時点である程度固めておきましょう。
BE(なりたい姿、パフォーマンス高い状態、強みを磨く)を徹底的に磨き上げる。
BEを考える上で、3つのSがキーワードになります。
3つのSとは、State(ステート)、Strategy(ストラテジー)、Story(ストーリー)です。
- ステートとはどんな状態?ハイパフォーマンスな状態とは何か?(明るい、陽気な、ポジティブなど)
- ストラテジーとはどんな理想を掲げるか?目的を戦略的に考える。(どんな人に対しても親切にする、世のため、人のためにできることをするなど)
- ストーリーとはどんなふうに語り継がれたいか?どんな人だったと言われたいか?(一緒にいるだけで明るい気持ちになる、情熱的な人だった、たくさんのことを教えてくれた人だったなど)
この3つのSを元に考えてみてください。
今、出てきたBEは考え方やあり方などを教えてくれるような本を学ぶほど、磨かれていきます。人生をかけて自分の理念を磨き上げてください。
HAVE(達成目標、数値化目標)はBEができていれば自然とできるような目標にする。
ハイパフォーマンスなBEならば、目標達成の確率は上がります。
目標は現状維持のままで達成できるような目標があれば、現状を打開し、ダイナミックに動かないと達成できないような高い目標もあります。
高い目標がいいとか、普通の目標がいいというわけではありません。
目標を深く考えたうえで目指すことに一番の価値があります。
目指すということはDO(行動する)を実行すると約束することが大切です。
DOはすることですが、こちらはTODOリストにする必要があります。
やると決まっていても、どのタイミングでどのくらいやるのか決まっていなければ行動の量と質が下がります。
このDOをTODOにし、やり続けると決めましょう。
定期的にBEやHAVEの進捗を確認しながら、DOを適宜変更していくことも大切です。
一番重要なことは「BE・HAVE・DOを毎日確認してから一日の業務をスタートすること」です。毎日確実に確認するようお願いします。
降給評価査定について
降給に関しては
(前期査定給与額+当期査定給与額)/2=支給給与
例
2023年上半期査定(281,600円)+2023年下半期査定(260,000円)/2=2024年上半期給与(270,800円)
ただし
2期連続で査定が下がる場合は、その当期査定額で評価します。
例えば、2024年上半期査定(270,800円)→2024年下半期査定(260,000円)の場合、2024年下半期給与は260,000円となります。
ユニットリーダー
ユニットリーダーを置く目的としては院内業務に特化した取り組みからチャレンジしたい人を後押しするためです。
条件は立候補です。また、チーフや所属スタッフの承認も参考にします。
詳細は期待職能に記載します。
・院内におけるすべてのできごとに関する報告、連絡、相談
・MTGへの参加
・院内環境の課題発見と改善に取り組み、管理する
などの役割を果たしてもらいます。ちなみにチーフ発表のような社内向けの発表はありません。
チャレンジ期間は3か月以上とし、ユニットリーダーとして昇格が決まり次第、手当を支給します。
ユニットリーダーの手当は10,000円~50,000円とします。
手当の査定は原則半期ごとでチーフたちからの定性および定量評価で決まります。
チーフチャレンジおよびチーフへの昇格
メイプラスではチーフになるには、ユニットリーダーを経て、さらなる立候補が条件となります。
立候補してもらって、定性面、定量面での評価を総合的に判断した上で、チャレンジ期間を与えます。
チーフチャレンジ期間には毎月1回、チーフ発表としてメイプラスの理念、ヴィジョン、メイプラス10や研修期間に教わった内容など、テーマは基本自由ですがプレゼンテーションをしていただきます。この発表をなぜ行うのかというとプレゼンスキルはもちろん、説明能力、言語化能力、リーダーシップの強化のためです。
チーフチャレンジからチーフに昇格するには、チーフ発表をすることや、自身や所属院のスタッフの定性面、施術面、定量面などのレベルアップ、本人の積極的な姿勢やリーダーシップ、メイプラスの中心メンバーとしてふさわしいかなどの総合的な判断としています。
マネージャーおよび幹部昇格
マネージャーおよび幹部(以下、幹部スタッフ)に昇格にするにも、立候補が必要です。
幹部スタッフには求職者の見学対応や最終面談、新人スタッフの教育、新患対応サポート、各院の技術確認、ミーティングの進行及びフィードバックなどの様々な役割があります。現場の施術対応はイレギュラー時のみの対応となり、現場の実務からは離れることになります。
昇格条件としては上記の対応ができること、現場の課題とその解決方法を見つけられること、スタッフにとって良い影響力を与えられる存在になれることなどが条件で、幹部としてふさわしいかどうかを判断して決定していきます。
6)リーダーの要件
リーダーに求められる資質
- 成長マインドセット、成長ルーティンを日々調整をしている
- 明るく、ポジティブな雰囲気が作れる
- コミュニケーション力を磨いている
- プレゼンテーション力を磨いている
- ミーティングのモデレーター(司会進行)役ができる
- 周りの成果を素直に喜ぶことができる
- 適切なタイミングでほめる、指摘ができる
- メイプラスの言葉を使って自分の経験が語れる
- 中心メンバーであることの誇りと自覚を持つ
- 可燃、不燃ではなく、自燃かつ点火できる
- 部下を育成する覚悟を持っている
リーダーに向かない場合
- 停滞マインドセットになっている
- 他責および無責思考で当事者意識に欠けている
- エラー言葉、ネガティブな発言や言動が多く、チームの雰囲気を下げる
- 決定事項や方針に対して、前向きかつ建設的な提案ではなく、批判や皮肉を言っている
- 部下や同僚、他者の人生や背景に無関心で、勝たせるつもりがない
7)年間行事
1月 | 20日 (キックオフミーティング・新年会) |
2月 | 20日 全体研修 |
3月 | 27日 全体研修 |
4月 | 1日 エイプリルフール 24~25日 MBSゼロ 28日 全体研修 |
5月 | 22日 全体研修 |
6月 | 19日 サミット 26~29日 上半期イベント 30日 BBQ |
7月 | 24日 全体研修 |
8月 | 28日 全体研修 |
9月 | 18日 全体研修 |
10月 | 23日 全体研修 25・30~31日 ハロウィン |
11月 | 4日 花火大会 20日 全体研修 |
12月 | 18日 サミット 25~28日 下半期イベント 29日 年次会議 |
メイプラスアカデミー
1月 | 新人研修、考え方、マインドセット |
2月 | オペレーション、クリンリネス、環境整備、鬼速PDCA |
3月 | 仕事のルール、MBSゼロ、リーダーシップ(新人、一般スタッフ) |
4月 | 楽トレ、物販知識、加圧など |
5月 | 問診研修、矯正理論、鑑別診断 |
6月 | チームワーク、組織効力感、パフォーマンス学、プレゼン力、アピアランス |
7月 | 人生理念、目標達成、新人研修、考え方、マインドセット |
8月 | 選択理論、HARMの法則 |
9月 | レジリエンス、ストレングスファインダー |
10月 | リーダーシップ(ユニットリーダー、チーフ)、オペレーション、クリンリネス、環境整備 |
11月 | 楽トレ、物販知識、加圧など、パフォーマンス学、プレゼン力、アピアランス |
12月 | チームワーク、組織効力感、HARMの法則 |
8)各種規定
勤務時間について
出勤および退勤時間
診療時間は平日11:00~20:00、土曜日、祝日は9:00~18:00となります。
出勤は原則、平日10:20または土曜・祝日は8:20まで、退勤は原則、平日20:20または土曜・祝日は18:20とします。出勤時間は早くても構いませんが、退勤時間は厳守できるよう業務を速やかに行い、残務で院内に残らないようお願いします。
時間外研修について
時間外で研修に参加する、参加しないはあくまでも自由参加とします。時間外の研修については月8時間までとし、定量評価により研修ポイントを付与していきます。研修ポイントは3か月ごとに給与と共に支給されます。
社内および院内の注意事項
出勤時、退勤時の挨拶
挨拶の目的
- 患者様や一緒に働くスタッフを安心させる
- 患者様やスタッフに明るい良いイメージを持ってもらう
- 気持ちよい挨拶をすることで自分自身にも良い影響があります
業務上の注意事項
予約管理
新規患者様が入りやすいように予約枠をコントロールすること。ペパミからでは60分、ホットペッパービューティーからでは70分で新規予約が取得できます。中途半端な予約枠を空けていると新規患者様の失客につながることがありますので、予約枠のコントロールには常に気を配り、60分以上の枠をなるべく空けるよう予約管理すること。
新規予約後にWEB問診票とプロフィールシートを送る
新規で予約が入った場合、LINEまたはショートメールまたはEメールでWEB問診票とプロフィールシートを送るようお願いします。WEB問診票があると準備した上で新患対応に臨むことができます。また、書面の問診票よりも内容を多く書いていただけることが多いので患者様自身の要望や自己開示が多くなります。ご来院後であっても、なるべくWEB上で書いていただくようご提案を徹底すること。
ペパミ予約の徹底
ペパミの導入目的は予約忘れが原因で患者様が来なくなることが多いため、予約忘れ防止ができるリマインド機能があるからです。また、わざわざ電話をしなくても、変更やキャンセルがLINE上でできるのも利点があります。処理に多少は時間かかりますが、患者様がペパミ予約に慣れていただくことようアナウンスし続けてください。
時間管理の徹底
- 施術時間(15分)
- 空き時間の有効活用(カルテ記入、患者様の準備など患者様の満足度向上に充てる)
- 初診対応時間(後に予約が入っている場合は特に注意する)
手が空いたら必ず確認するもの
- LINE(ペパミ)
- 電話履歴(アフターコールナビ)
- メール
上記は常にフロントに来た時に常に確認する。中には緊急で患者様に返信あるいは折り返さないといけない連絡が来ていることがあります。患者様心理からすると、いつまで待てばいいのかわからない返信を待たされるのはストレスになるので、すぐに電話を折り返せない場合であっても、いつまでに連絡できるのか返信をすること。
ハッピーコール
2025年から患者様の満足度を確実に引き上げるためにハッピーコールを導入します。
ハッピーコールとは「チーフ、またはユニットリーダーによる患者様へのお伺いを立てること」です。
目的としては、患者様の満足度を上げ、ファンをひとりでも多く作ることにあります。
具体的には3回目のご来院までにチーフ、またはユニットリーダーから経過確認アンケートを送るだけです。いきなりLINEやSMSを送るようなことはせず、口頭で「○○さん、次のご来院までに当院の責任者である○○から経過確認のアンケートを送らせていただきますね。院内で症状に対する検討会議をしたいので〇月〇日まで返信をお願いしてもいいですか?」と伝えてください。
口頭で伝えるのは担当外のスタッフでしたら誰でも構いません。
このように第3者から確認が入ることでサイレントクレームによる離脱を防ぎ、患者様自身の治療内容の向上につなげていきます。
もし、経過があまり良くないようでしたら、チーフまたはユニットリーダーが引き継ぎます。
あくまでも先客後利。スタッフの成長のための患者様ではなく、患者様の満足度を上げるための対策となります。
自分自身の施術やコミュニケーション能力に自信がないスタッフは成果を出しているスタッフをよく観察して自分とのギャップを確認して、課題を克服するようにしましょう。
新患さんの予約振り分け
患者様の年齢、性別、症状や状態によっては現在予約の入っているスタッフではなかなか難しい場合があると思います。その場合は、再度ご連絡を入れ、チーフやユニットリーダーに予約の振り分け直しをするようにしてください。
「○○さん、急な連絡で申し訳ございません。ただいま、事前にいただいた問診票ですと、今回の担当スタッフを変更した方が○○さんにより施術満足度を上げられると判断してご連絡させていただきました。もし、可能でしたら変更可能でしょうか?」
こちらの目的も患者様の満足度を上げるためです。
新患に入れることでスタッフの経験を増やすことも大事ですが、こちらも先客後利です。
あくまでも来て下さる患者様の満足度を上げるための必要な施策です。
この施策により新患に入ることなく離脱することも考えられますが、患者様の満足度を上げるためには必要な施策です。
トラブルやクレームはすぐ報告
- 返金要請
- 治療に対する不満
- 治療中に患者様がケガをした
- 楽トレ使用における火傷
上記のようなトラブルやクレームが起きた場合は、すぐにチーフおよびマネージャーに報告をすること。報告が遅くなるとトラブルが大きくなったり、クレームがエスカレーションする場合があります。悪い報告ほど速やかに行うこと。
カルテなど個人情報の管理について
カルテ記入について
カルテ記入の目的としては、患者様から聞いた情報をメモしておくことで、次の話題につなげることやコミュニケーションの質を上げていくことにつながります。たとえば、前回話した内容を忘れていて、今回も同じ話をしている、話す内容がいつも同じで広がりがない、会話はできるけど当たり障りのない会話しかできていない。こんな状態では信頼関係は深まりませんし、患者様があきて来なくなる原因になります。カルテ記入は患者様への想いを込めて、話した内容は簡潔にメモしましょう。
患者様情報の持ち出しは厳禁
当たり前のことですが、患者様情報は個人情報ですので、住所や連絡先、メールアドレス、LINEなどの情報を勝手に持ち出し、自分の個人的なやりとりのために使用することは禁じます。
その他
ルーティンチェック

将来のヴィジョンや目標があるとしたら、日々どんなことを積み重ねていくかで目標(ゴール)の達成率が決まります。もし、将来、自分で開業したい、組織を動かすような大きな仕事がしたい、幸せな家庭を築いて、大きな家を買いたい、としたら、そのためには今よりも成長が伴っていなければ、なかなか目標にたどり着くことはできないでしょう。
「成長したい」。ただ願っているだけでは成長はしません。
日々の行動、つまりルーティンが成長を後押しします。目標達成や成長に近づくためのルーティンチェックを毎日行なってください。
「自分にはまだ目標や人生の目的が見つかっていない。だから、ルーティンをやる意味がわからない。」
そんな人でも、去年と今年で全く成長していないとしたら、さすがに嫌ですよね。
ルーティンチェックをし続けることで、自分に自信がついてくると、「やればできるんだ」という可能性が見えてきます。可能性が見えてくるから、目標が見えてくるのです。
ですから、目標があろうとなかろうと、日々、自分が成長できるルーティンを作っていきましょう。
もちろん、最初の何ヶ月かは自分で作ったルーティンがしっくりこないことがあります。それは誰もが通る道です。毎月でも毎週でもいいのでルーティンを修正しながら、自分にとってのパワールーティンを手に入れましょう。
9)ラーニングラダー(※随時更新予定)
新人 |
できる大人の見た目と話し方 佐藤綾子著 |
「言葉」を変えれば体の「痛み」が消える! 仲谷健吾著 | |
一般スタッフ | 医師のためのパフォーマンス学 佐藤綾子著 |
キミが信頼されないのは話が「ズレてる」だけなんだ 横山信弘著 | |
3億売る営業ウーマンの その”話し方”で本当に売れますか? 「売れる営業」に変わる聞き方・伝え方のルール 山本幸美著 | |
ユニットリーダー |
絆徳経営のすゝめ 〜100年続く一流企業は、なぜ絆と徳を大切にするのか?〜 清水 康一朗著 |
チーフ | MBS1 経営の言語化(哲学、戦略、戦術、宣伝、体験) |
MBS2 経営の最適化(収益、経費、販売、組織、仕事) | |
MBS3 経営の最大化(飛躍、状態、未来、結果、実行) | |
MBS4 経営の組織化(信頼、制度、合意、結束、影響) | |
マネージャー | MBS5 経営の自動化(委任、仕組、幹部、教育、絆徳) |
10)会社の歴史
我々の会社メイプラスの歴史について、簡単にお話させていただきます。
メイプラスという会社は一言で言うなら、「健康を通じて幸せを創造する会社」です。
当社は2011年に創業し、当時は保険診療を中心とする何の特徴もない整骨院からスタートしました。
治療といっても、マッサージや電気を当てるだけ。
痛み治療だけだったので良くなったり、悪くなったりを繰り返している患者様が多かったのをよく覚えています。
そこから、会員制の勉強会や技術セミナーなどに積極的に参加をし、新たな技術を手に入れ、自信を持って患者様を健康に導ける整体をはじめることで、保険診療中心のスタイルから自由診療中心のスタイルへと大きく舵を切っていきました。
当時はご来院された順で施術をしていたので予約制ではなく、1回数百円の施術代でした。そこから完全予約制で1回数千円へと価格改定、保険診療を患者様にはおすすめせず、より内容の優れている整体メニューを提案するようになりました。
しかし、その変化の中、社内は大混乱になっていました。
なぜなら、当時在籍していたスタッフからさまざまな反発があったからです。
「予約制にしたら、患者様が来たいときに来れないじゃないか」
「今でさえ、お金をいただいていることに罪悪感があるのに、さらに値上げだなんて」
「社長は急なお金でも必要になったんじゃないですか?」
面と向かって不満を言われたり、陰でもいろいろと言われ続けながら、退職者が続出。
新人スタッフと責任者で衝突。
仲間であるスタッフとの決別。
警察沙汰になってもおかしくない事件や患者様を巻き込んだトラブルなどもありました。
そのなかなか出口の見えない時期が続きながらも、メイプラスの取り組みに賛同してくれるスタッフが徐々に増え始めました。
今では現場を安心して任せられるスタッフたちがいてくれるおかげで良い状態で仕事に取り組むことができています。
ただ、それは私の力ではなく、スタッフたちが道を作ってくれたのだと思っています。
もちろん、当時在籍してくれていたスタッフ、私の方針変更に我慢しながらも従ってくれたスタッフに感謝しています。今、このメイプラスがあるのは先人たちの努力と苦労があってのものです。
今、我々が提供している整体は15分で定価5,100円という価格です。
値段だけ聞くと「ちょっと高いんじゃないか?」と思われるかもしれません。
なぜなら、60分3,000円ほどで受けられるマッサージと比較してしまうと高く感じるからです。
ただ、私たちが提供している整体は健康な身体を骨格から作るというもので、決められた時間をもみほぐすのとはコンセプトが違います。
整体で骨格が整うということは今まで部分的に負荷のかかっていた筋肉のバランスが良くなり、痛みや症状の改善となります。さらには姿勢が良くなることで呼吸量が増え、代謝アップにつながります。また、背骨を整え、神経の流れがスムーズになることで筋肉の出力が上がる。
といった施術の効果が期待できます。
つまり、私たちが提供している整体は治療の効果・結果にフォーカスしており、1回の治療効果として、この料金をいただいております。
そして今、メイプラスではありがたいことに優秀な人材が集結しています。
優秀な人材に年齢や資格の有無、過去に経験があるかないかは関係ありません。
どんな人が活躍しているかというと、素直さがあり、簡単なことであきらめず、常に向上心を持って取り組む。そして、自分に与えられた責任を全うすることに労を惜しまない。ただそれだけです。
素直さ、あきらめない、向上心、自責思考。
この心構えさえあれば、誰でも成長できますし、人として成熟していくことができます。
最後になりますが
メイプラスのヴィジョンは『日本一の健康プラットフォームになる』ということ。
患者様に対してできる価値提供を増やし続け、日本中の多くの人たちに健康を通じた幸せを実現すること。
それだけじゃない。
日本の国家予算で膨らみ続ける医療費を少しでも減らせるように手術や薬に頼らなくてもよい身体づくりをサポートすること。
この壮大なプロジェクトを動かし続けるには、私一人では到底難しいでしょう。
スタッフ全員が知恵を絞り、頭に汗をかいて失敗や困難に立ち向かう必要があります。
これから、能力の高いスタッフには今後もっと大きな仕事を任せたり、プロジェクトを動かしてもらいます。
メイプラスでは
「能力が高い人=より多くの人に役に立てる人」と定義しています。
視座が高く、多くの人に役に立てる人なら、その力を最大限に引き出すために、会社を任せるかもしれませんし、そのスタッフのために会社を作ってもいいと思っています。
ただ、そのためには今の自分自身を見つめなおし、成長した自分自身に近づくためのハシゴを丁寧にかけていくことです。
人は自分の潜在能力の5~7%しか活用することができていないと言われています。
潜在能力を発揮し、真価本領できれば、誰でも輝くことができます。
最終的にはすべて自分次第で夢も志も実現していくことができる会社にしていきたいと思います。
参考:【脳科学的に解説】たった5%しか使えていない「潜在能力」をフルに引き出す3つの方法
11)語録
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素直とは、現実を受け入れられるかどうかだ。
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感情の95%は自分に言い聞かせる言葉で決まる。
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キツい時期、キツイ時代を生き抜いた人ほどしぶとい。
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選ぶ会社ひとつで自分の人生が変わる。
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下を向いたり、後ろ向きな発言や行動をしたからといって、自分の代わりに誰かが成果を出してくれるわけじゃない。結局、自分でやるしかないんだから、下を向く時間は必要ない。
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アイスクリーム型組織➡いざというときに弱い
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カレーライス型組織➡いざというときに強い
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守破離とは以下の通り・基本を学んでいる・基本はできるが応用はできない・応用はできるが発展はできない・発展ができる
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目上の人の前で言わない方がいい言葉・なるほど・たしかに・了解です・ご苦労様です
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有限不実行なら信用残高ゼロ。
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自由にやれれば結果が出せるという勘違い。
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不幸な人ほど自分のことばかりを考えがち。
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自分の敵は他人じゃない、いつだって自分。
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仕事があるつらさより、仕事がないつらさを想像したことがあるか?
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優秀な人は自分をネガティブ、人見知りだなんて言わない。
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幸せは全員違って当たり前。自分の幸せを言語化できていたら、到達する確率は上がる。
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目標は再認識するから叶う。
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ポジティブな絆は楽しいが、ネガティブな絆は苦しい。
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そもそも、働くってことが楽しくなければ、パフォーマンスは高くならない。
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失敗しないで成功したいのは傲慢な考え方。失敗→修正・改善→成功。全員がこの道を通っていく。
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信用とは過去の実績。
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信頼とは未来に対する期待。
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関係性と信頼性は違う。関係構築、仲良くなるのは会話力。信頼構築、自分を信じてもらえるかどうかは対話力。
- アイディアの源泉は「知識」
- 運命が酸っぱいレモンをくれたら、それで甘いレモネードを作ろう!
- 幸せだから笑うのではない、笑うから幸せなのだ。(アラン)
- 成長とは様々な定義がある。盲点の可視化、不可の可能化、価値観の肯定的変化、そして責任範囲を広げること