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目次
1)我々の理念
メイプラスの理念
「患者様とスタッフと愛する家族を幸せにする」
- 患者様の幸せとは「痛み、悩みがなくなるだけでなく、長期的に健康を享受し、パフォーマンスの高い状態で快適な毎日を送ること」
- スタッフの幸せとは「社会的な地位向上や経済的・精神的に豊かな状態であり、良質な人間関係を育みながら、やりがいを持って取り組める仕事ができること」
- 家族の幸せとは「自分と深く関わる人や愛する人が健康で元気な毎日な送り、いつまでも笑顔の絶えない関係でいられること」
ヴィジョン <幸せの最大化>
メイプラスのヴィジョンは「幸せの最大化」
※2023年では「幸せな未来を創る」としています。
幸せの最大化とは
まずは、来てくださる患者様に最大の価値を与えることです。
なぜ、まずは来てくださる患者様に最大の価値を与えるのか?
それは「先客後利」の概念に従い、「まずは患者様を大切にし、利益は後からついてくるもの」という理由から考えています。
参考:利益後まわしの考え方
患者様の幸せを最大化する ※理解できるまで繰り返し読んでください。
幸せを最大化するには、人間の根源的なニーズを理解し、満たすことです。
人には6つのニーズ(シックスヒューマンニーズ)があるといわれています。

- 安定、安心
- 不安定感、バラエティ
- 自己重要感、承認
- 愛とつながり、コミュニケーション
- 成長、成熟
- 貢献、利他
このシックスヒューマンニーズという原理原則のうち、①~④を患者様に感じていただくことが大切です。
基本的なニーズを満たす
- 安定感
- バラエティ
- 特別感
- つながり
人は
安心、安全を選びます。
そのためには『あそこに行ったらカラダが確実に良くなる』『先生みんなすごいから誰から施術を受けてもいい』という安全、安心を実現する必要があります。
安定した施術を提供するということは安全性だけでなく、安定した施術実績を積み上げていくことです。つまり、治療技術、接遇サービス、利便性、院内のクリンリネスにおいても当院が選ばれるべき安全、安心を提供し続けることが大切です。
次に
バラエティ、サプライズです。
人は毎日同じご飯、同じ時間を過ごしていると飽きやマンネリを感じます。そのためには定期的にイベントを行なったり、施術のアプローチを変えたり、工夫する、患者様個人がポジティブな印象を受けるサプライズなどを起こし、患者様に満足以上の感動を提供できるようにします。
安定、安心だと、満足レベル。
驚きやサプライズは、感動レベル。
患者様を満足させればいいというレベルで立ち止まってはいけません。
いつもと違う「何か」を演出することで患者様を感動させていくことが大切です。
続いて
特別感や承認を与えます。
特別感というのはその人だけ割引をするといった特別扱いをするわけではなく、特別だと感じてもらうことです。特別感を感じていただくには『いかに大切にされているように感じるか』『存在を認めてくれる』『いい気分にさせてくれる』ようなことを感じていただくことです。人の悩みや症状、背景、年齢を考えると1人1人伝える言葉は変わってきます。1人1人に伝える言葉が変わると相手は特別感を感じてくれるようになります。
また、人は褒められる、認められる、承認されるということで自己重要感、つまり自分自身に価値を感じられる状態となります。仕事や家事でがんばっているのに誰も褒めてくれない、誰も自分を気にかけてくれない、そんな人に対して労いをかけたり、日頃の大変さをちゃんと理解してあげる。
そういったひとりひとりの背景を理解した言葉がけで特別感を感じていただけるようになります。
最後に
つながりです。
多くの人はコミュニケーションひとつで勇気や元気が湧いてきますし、硬かった表情が笑顔になることがあります。『施術だけでなく、先生に会いに行くのが楽しい』。こういった価値提供ができると治療家としてだけでなく、人間として本質的な成長、成熟につながります。
コミュニケーションは質と量が大事です。メイプラスでは会話(量)と対話(質)に分けてコミュニケーションをとることを大切にしています。
最初は量を取りに行きましょう。コミュニケーションの量が増えると心理的な安全性を生み出しやすくなります。量が増えてきたら、より深いコミュニケーションをとるために質をあげていきます。(量質転換)
質の高いコミュニケーションとは、普通の関係ではなかなか話さないようなコミュニケーションがとれるかどうかです。時間軸でいうと、過去にあった話、未来に向けてどういうふうに考えているか?などは質の高いコミュニケーションになりやすいです。
このように我々はこの4つのニーズを誰もが持っている基本的ニーズだと理解し、治療家として、人として常にアップデート(最適化)し続けます。
ミッション <治療家の人生を最適化する>
メイプラスのミッションは「治療家の人生を最適化する」ことです。
※2023年では「社会にインパクトを与える」というミッションでした。
治療家の人生を最適化する。
言い換えれば、自分が選んだ道を正解にすることです。
この選んだ道で関わる人を幸せにし、自分の人生も豊かにすると決意するのです。
そのためには、私たち全員が治療家という仕事、これからの人生、今まで気づけなかった考え方をアップデートし続ける必要があります。
治療家としての知識、技術、コミュニケーション力を積み上げていくことで、自分たちが理想とする人生、ライフスタイルが手に入るようになります。
まず、治療家としていちばん大切なことは、治せる治療家になることです。
こちらは2024年のテーマで詳しく伝えていきますが、治せる治療家になるためには解剖生理学をベースとして、さまざまな症状を理解する必要があります。症状を理解することで鑑別診断ができるようになるからです。その上で症状を治すために必要な技術を提供するのです。※2024年は鑑別診断というキーワードが多く出てくるので鑑別診断力を上げるための検査法や正常可動域などは学んでおくようお願いします。
2024年からは今までとコンセプトが変わったように感じるスタッフもいるかもしれません。
今まで骨格を整えるという整体を提供していましたが、2024年、私たちが追究していくのは症状を取り除くことにフォーカスした治療です。
- 整体は身体を整える
- 治療は症状を治す
このような位置付けで考えてもらえたらわかりやすいと思います。
今までは姿勢を分析して、整体を行うことで視覚でビフォーアフターを提供していました。
しかし、変化や効果が体感ですぐわかる治療を行い、ビフォーアフターを提供していくというものです。
- あ、痛みが全然なくなった。
- つっぱり感が消えた。
- しびれがなくなった。
- スタスタ歩けるようになった。
こういった患者様の生活に直結できる治療を提供していきたいと考えています。
2)戦略と戦術
2023年のテーマは「動」
徹底的に動く。
ことをテーマに動いてきました。
新しく行なったこととしては
- オンラインショップの開設
- 2店舗の出店
- SNS投稿
- ブログ投稿
その他、2024年に向けての種まきとして
- 福利厚生賃貸
- 新技術導入
- アスリートとの提携
など、常に新しいことへのチャレンジを行なった1年でした。
良かった点としては、オンラインショップによってインソールや健康食品を販売することで患者様に提供できる価値の幅が広がったことです。今後も新しい骨盤ベルトやファスティングドリンク、カロリーカットサプリなどの販売計画があります。
またラビット院、サンクス院の出店があり、整体院をオープンさせることができたのは、全スタッフの努力のおかげです。出店準備やチラシ配りなどの協力など、ありがとうございました。
課題としては、オンラインショップの登録会員数、販売などがスタッフによって提案のばらつきがあることです。商品ラインナップもまだまだ少ないので、今後もっと欲しくなるような商品を患者様に提案できる状態を作っていきたいと思います。
ラビット院、サンクス院に関しても所属スタッフが安定せず、集客もまだまだ課題があるため、2024年は軌道に乗せられるように、スタッフの状態管理および集客の強化を図っていきます。
また、スタッフ個々の取り組みとしてはルーティンチェックを入念に回せていたスタッフほど、行動量が増え、成果につなげられたケースがありました。逆にルーティンを忘れ、なんとなくやり過ごしていたスタッフは思うような結果にならなかったと思います。改めて習慣の大切さ、日々の積み重ねを重要視してください。
『狂気とは即ち、同じことを繰り返し行い、違う結果を期待すること』という名言があります。去年と同じ行動で、今年はいい結果にできると思っていたらそれは夢想です。
夢想ではなく、理想を叶える。
そのためには日々どんな積み重ねが必要なのか、成果につながるルーティンを手に入れてください。
2024年テーマ「原点回帰」
原点回帰として、治療技術を高め、治療家としての高みを目指す。
メイプラスは今までも技術力においては他社にも決して劣っておらず、改善率や満足度においても高いものがありました。
しかし
- 施術者の力量、経験によって差がある(再現性の課題)
- 症状によって改善率の差がある(改善率の課題)
- 姿勢の変化はあるが、症状の変化に乏しい(満足度の課題)
このような課題がありました。
今までのメイプラスはGOOD(良)だけど、GREAT(すごい)ではない。稲盛和夫さんの言葉を借りるならば
GOODの敵は、GREAT。
です。
つまり、さらに高みを目指すなら、少しうまくいっているくらいで自己満足してはいけないということ。
だからこそ、治療家としての高みを目指すつもりで原点回帰というテーマになりました。
治療家としての高みを目指す
我々は患者様のニーズ(痛みや悩み)やウォンツ(理想や願望)に応えられる治療家を目指します。
今期は特に治療技術を磨き、治すことによりフォーカスしていきます。そして、私たちの治療家としての誇り、やりがいを高めていきます。
私たち治療家として慢心し、これでいいと思ったり、探究心や向上心を失ったら、衰退が始まり、患者様をさらに喜ばすことはできません。だからこそ私たちは治療家としての技術や知識を最適化をし続けるのです。
その上で
患者様の治療価値をさらに上げていくことができれば、喜んでリピートしてくれる人が増えれば、私たちの生産性が上がります。
ひとつ質問があります。
どんな患者様が来ても、この治療を提供すれば絶対に良くなるという確信があったら、どんな問診しますか?
答えとして、自信に満ち溢れ、余裕を持った問診ができるようになりますよね?
これからのメイプラスは全員がその自信に満ちあふれた状態を目指していくのです。
もちろん、治療家としてエベレストに登るとしたら、その準備としての覚悟やマインドが必要になります。
おさらいすると
- 治療・・・痛みや症状の改善
- 整体・・・骨格や姿勢を整えて、負担の少ない身体を作る
いわば
- 治療は症状フォーカス
- 整体や矯正は歪みフォーカス
になりますが、歪みフォーカスだけでは患者様のニーズに応えるには不完全だという答えに辿り着きました。
だからといって、症状フォーカスに走ってもいけません。
毎回痛みを追いかけ続けるようなヒアリングをしても、患者様は身体の痛みをアラ探しするようになってしまいます。
あくまでも即効性のある治療を入れ、さらに歪みを整えて患者様の生活を向上させていく。つまり、どちらのフォーカスでも患者様の満足度を上げることが目的です。
- ぎっくり腰を1回でスタスタ歩けるレベルにする。
- 1回で明らかに腰痛や関節痛が楽になる。
一方で
- 出産後の開いた骨盤を整えたい。
- 猫背を整えて自分に自信を持ちたい。
ニーズにもウォンツにも応えられる治療家になるのが私たちのミッションです。
上質の追求
目的は患者様満足、数字はあくまでも結果です。
数字を追うことが目的だと評価のためであって、患者様のためにならないことをしてしまうことがあります。実際に数字を気にしすぎて焦ったパフォーマンスになっていたスタッフもいたと思います。
あくまでも、追いかけるのは患者様満足、満足のさらに上の感動、つまり、上質を追求することです。
数字は確認と調整のための材料に過ぎません。
患者様の要望に応え、満足度を高めるには
『患者様がどんな人で何を求めているのか?』
これを自分に常に問い続けることです。
自分自身を最適化し、満足度を追いかけていると、成果は必ず後からついてきます。
患者様満足度についてはまた次の項で説明します。
信用と信頼の積み重ね
患者様満足度は信用と信頼の積み重ねで決まります。
満足度を上げるには、まず患者様がどんな人で何を求めているのか知ることです。
そのためには、患者様の状況を把握し、患者様自身が理解している悩みをヒアリングし、患者様も気づいていない悩みに気づかせることです。
特に患者様すら気づいてない悩みに気づかせるには
- 正常とは何か?
- 異常とは何か?
を我々自身が理解しておくことが前提です。
正常とは人間の本来の身体を知ることです。
関節はここまで動くもの、こういう動作ができるもの、ということを理解していないと異常に気づくことができません。
また、経過確認や検査を定期的に行うことも重要です。
その上で、即効性のある治療や骨格から改善できる整体を提供し
- 施術のたびに良くなっていく実感がある。
- 次々に身体にとって有益な提案をしてくれる。
- 日常生活のアドバイスが的確。
こういった積み重ねで先生としての信用を積み上げていくのです。
そのうえで
- 先生だけにはなんでも話せる関係になっている。
- 会うと前向きな気持ちにさせてくれる。
- 毎回、会いに行くのが楽しみ。
このような信頼関係を積み上げていくことができれば、私たちのファンは増え続けます。
2024年はこの原点に立ち返り、治療家としての技量、症状に対する対応力を高めていきます。よろしくお願いします。
中長期の出店および採用計画
2024年 | 2025年 | 2026年 |
・出店計画は未定(現在、不動産価格が上昇しており、テナント代が高いため、テナントは抑えにいっていません。) ・一人生産性を120%UP(100万円→120万円、120万円→144万円) ・価格の改定を検討中。(4,800円→5,100円、プリカ会員4,200円→4,500円、ありがとう会員3,600円→3,900円、プリカの価格帯はそのまま) ・評価制度の見直しと ・2024年5名以上採用予定。 ・年間休日113日 |
・2~3店舗の店舗出店(合計10店舗、整骨院or整体院) ・2025年10名以上採用予定。 ・一人生産性150万円 ・年間休日115日をベースに選択制にする(110日、115日、120日) |
・3店舗以上の出店計画 ・技術部門に特化した研究店舗の開設。 ・年間休日115日をベースに選択制にする(110日、115日、120日) |
ビジネスモデルについて
WHO 我々が価値提供すべき人
主に30~40代の女性を中心に働きざかりの方、主婦の方などに対して価値提供をしていく。ただ、実際には様々な年代の方がお越しになるため、その方ひとりひとりのお悩みや症状に寄り添い、精神的なつながりを大切にするために背景を理解した上で必要な施術提案を行う。
WHAT 我々のサービス
健康をテーマに肩こりや腰痛などの痛みを再発させない身体づくりを行い、痛みや悩みだけにとらわれず、快適でパフォーマンスの高い状態を支援する。また、症状の改善によりフォーカスすることで、患者様が感動する変化や効果をお届けする。
HOW サービスの提供方法
主に院内における施術サービスの提供であるが、施術だけが患者様にできる価値提供ではない。食事、運動、睡眠などの生活習慣の改善ヒントや、コミュニケーションの量と質を上げていく。治療家と患者様という関係に終わらず、個人としてのつながりを高めていく。
我々の理想的な治療家像
「施術力で来ていただく先生だけでなく、定期的に会いたい人になる」
提供プロセスについて

上記の流れで患者様との関係を築いていきます。
私たちのサービスはリピートに高いウエイトがあります。
なぜなら、①新規顧客を集めるのに広告費がかかる、②リピートすることでより高い効果を感じていただけるからです。
①については地域にもよりますが、1人の患者様にお越しいただくために安くても3,000円、高ければ10,000円ほどかかることがあります。つまり、初回だけで離脱してしまうと、担当するスタッフの人件費、広告費などで考えると赤字です。ちなみにこれはメイプラスに限らず、どこの治療院、どのビジネスでも同じことがいえます。
詳しくは
>>農耕型ビジネスと狩猟型ビジネス(※準備中)
②については多くの患者様が抱える原因は慢性的であり、長期的な積み重ねで起きている症状が多いからです。つまり、1回の施術で身体が整ったとしても、今までの生活習慣や身体の悪いクセがあるため、また元に戻ろうとする力が働きます(これを恒常性維持、ホメオスタシスといいます)。ですから、症状の改善と共に正しい姿勢を覚えさせる期間(メイプラスでは集中治療期間といいます)として複数回の施術を提案し、施術効果を実感させることが重要です。
ちなみに、主に経験者の治療家に多いのですが『治ったら来ない方がいい』という考え方を持っている治療家の先生は多くいます。
2024年からは『治療』という症状改善を提供しつつ、定期的な『整体』を提供していくことでより高い満足度を目指していきます。整体で定期的に身体を良いパフォーマンスに引き上げるならば、長期的にリピートをしていただくための価値提供が必要です。治療家というマインドをベースに、整体師としての柔軟な思考を持って患者様の健康に寄与していきましょう。
そのためには『自分の価値を最適化し続けること、時間を共有すること、コミュニケーションをとることで価値を感じていただく』という心構えが大切になります。
3)価値観・マインドセット
我々のマインドセット【メイプラス10】
【感謝】当たり前こそありがたい
- 患者様が来てくれること
- 一緒に働く仲間がいること
- 成長できる環境があること
- 家族やパートナーがいること
- すべて当たり前ではなく足るを知ることから始まる
【素直】素直、即行動
- 素直とは過去の経験にとらわれないこと、そして、ありのままの事実を受け入れること
- 行動したら成功に近づくが、行動しない限り成功に近づくことはない
- 今までの経験があると行動の邪魔になる場合がある。経験は一旦、脇に置いて、まずは受け入れて行動してみる
【変化】変化はチャンス
- 変化には進化と退化の2種類がある。現状維持は退化、自分から変わることでのみ進化する
- 世界は変化に適応できるものだけが、勝って生き残ることができた
- 勝ち残るには自ら変化を求めて成長し続ける
【成長】日々挑戦、日々成長
- やったこと、やらなかったこと。強く後悔するのはやらなかったこと
- 不快適領域(ストレッチゾーン)の中での行動こそ挑戦となり、成長につながる
- 成長することによって誰かのためにできる能力が上がり、自分の幸せにもつながる。
【準備】準備8割、行動2割
- 準備が足りずにやみくもに行動すると失敗の数が増えていく
- 準備を整え、行動することで成功確率は上がる
- 緊急ではなく、重要なことに目を向けて準備や計画を行う
【本質】本質を見極めろ
※本質は?と聞かれたら、『長期的かつ全体最適』と答えられるようにしましょう。
- 本質とは長期的にプラスになる思考や計画、行動
- 部分最適になるな、全体最適で考えろ
- やり方を聞くのではなく考え方を聞くことで本質的な質問になる
【不屈】あきらめないから夢叶う
- あきらめた分だけ希望や可能性は小さくなる
- 最善を尽くし、成長した分だけ希望や可能性は大きくなる
- 叶うとは口++。口から出る言葉がプラスになっている
【利他】利他の心、自他共栄
- 利他とは他人に利益を与えること。自分の事よりも他人の幸福を願うこと
- 利己とは自分の利益だけを考え、他人の利益を鑑みないこと
- 自他共栄とは互いに信頼し、助け合うことができれば、自分も世の中の人も共に栄えること
【本気】心揺さぶる本気
- 相手の心より先に自分の心を揺さぶり、本気で接すること
- 本音、本質、本気の3H
- 幸せになるための夢や未来にハシゴをかける。
【全力】全力で楽しもう
- 全力とは最善をつくすこと
- 失敗をしても、改善するために反省材料を探して次に活かす
4)行動指針
日々の行動指針
RCC+S
- Report(報告)
- Contact(連絡)
- Consultation(相談)
- Suggestion(提案)
ステゴサウルスになるな!(悪いことこそ、すぐ報告!)
真偽はわかりませんが、ステゴサウルスという恐竜は脳が小さく、神経伝達が弱いため、しっぽを踏まれても痛みを感じるまでに時間がかかったと言われています。つまり、問題が起きても気づくのが遅い、ということです。会社組織も同様に、現場の問題がすぐに上司に報告されないと、問題が拡大したり、エスカレーションすることがあります。そのようなことがないようにするため、「悪いこと」ほど、すぐに報告するのが大事なポイントです。
「Report」報告はまず結論 相手の聞きたいことを伝えるのがポイント
自分が言いたいことではなく、上司の聞きたいことも合わせて端的に伝えることが大事です。長期にわたるプロジェクトでは中間報告も忘れないこと。「あれ、どうなったの?」と言わせたらNGです。
「Contact」連絡は思いやり、気配り 相手の欲しい情報を欲しい時に共有する
自分が連絡しなかった場合、どんな影響があるのかを思い浮かべて、面倒がらずに共有する。後になって「聞いていない」と言われないように「伝わったか」どうかを確認すること
「Consultation」相談は課題解決 周りのチカラを借りて、成果をあげる
事前に目的と状況の整理をしてから相談をすること。相談したら、その後の報告も忘れないこと。相談こそが、成長の機会です。逆にいえば相談することがないのはチャレンジしていないともいえます。
「Suggestion」提案できる人はデキル人 相手に喜ばれる提案力をあげる
営業、販売、整体にしても、相手にうまく提案できる人は信頼、信用を勝ち取ることができます。患者様に対する提案力があがると経過や満足度が上がり、長期的な関係性を築きやすくなります。また、上司とのやりとりでも報告だけで終わらず、改善または解決策の提案をする。そのような部下がいると上司は決断に専念できるため、上司の時間を奪うことがなく、新しい仕事をどんどん任せてもらえるようになるため、評価を上げていくことができるのです。
PDCA
- Plan(計画)
- Do(実行)
- Check(確認)
- Adjust(調整)
なんとなく働いてたらキケン!(成長のサイクルを回そう!)
毎日目標を確認して、計画と準備を行い、確実に実行する。定期的に振り返りを行い、改善または調整を行う。一方で毎日なんとなく働いている。このPDCAサイクルが回せる人と回せていない人で1年後、3年後、5年後の生活は大きく変わります。詳しくは鬼速PDCAの書籍で学べますが、こちらでは簡単にPDCAを説明していきます。
Plan(計画) まずは現状把握を行い、課題を明確にする。
まずは現状把握が重要です。今の自分はどんな状態でどんな課題があるのかを明確にします。また、課題の因数分解を行い、仮説の精度を上げる。この仮説の精度が高ければ高いほど、インパクトの高い(効果的な)DOにつながります。さらに計画の時点で慎重になりすぎていたり、雑になりすぎないことが重要です。大胆さと慎重さの中間あたりの計画を立てましょう。
Do(実行) やり抜く行動を仕組み化する。
計画フェーズで絞りこんだ解決案を、実際のアクションである「DO」に分解します。DOには完結型のDOと継続型のDOがあり、期間が決まっていないDO、定性的なDOなどは継続型のDOとなります。また、インパクト、時間、手軽さなどからDOに優先順位をつけることが重要です。
Check(確認) できなかった要因とできた要因を探る
Checkとは3つの指標(KGI・KPI・KDI)の達成率を確認する。検証頻度はKDIがもっとも高く、次にKPI、そしてKGIの順となる。検証後に、できなかった要因を突き止めるには、行動そのものができてなかった場合はその理由は何か?行動はしていたが不十分だった場合はその理由は何か?と要因を探っていくことで次のAdjustにつなげていく。
Adjust(調整) 次のサイクルへのつなげる
Adjustには4つのケースがあります。①ゴールレベルの調整が必要そうなもの、②計画の大幅な見直しが必要そうなもの、③解決案・行動レベルの調整が必要なもの、④そのまま継続していけばいいもの、などです。これらにおいてもインパクト、時間、手軽さなどを考慮して優先順位を決めていきます。
KDI
KDI…DOの定量化。
こちらはPDCAのDOのフェーズでもよく取り上げられている項目ですが、毎日のDOをTODOにするというルーティンを回すことで確実に成長のサイクルを回していきます。毎日の勝ちパターンが明確なら、それを継続するだけで成功のサイクルにつながります。
5)人事制度
評価の基本的な考え方
- 定性評価(数字にできない評価)
- 定量評価(数字にできる評価)
定性評価はメイプラスの価値観、行動指針に準ずる。現状では定性評価に関する査定は行なってはいないが、定性評価は何らかの形で言動や行動、または定量的に表面化される。なぜ成果が伴わないのか、院内でトラブルが起きやすく、人間関係の軋轢が起きるのかは定性面で課題がある場合がほとんどです。
定量評価とは施術レベルと定量レベルで決まり、それぞれのレベルに合わせた報酬形態となる。
著しく定性面での課題があると判断した場合は、定量評価による査定は中止し、研修期間終了後の給与で査定完了とする。
評価のプロセス
- 上半期査定(1月~6月)
- 下半期査定(7月~12月)
- 中間査定(研修終了翌月から6か月間)
それぞれ以下の表で施術レベル、定量レベルを査定し、翌月分の給与から反映します。

インセンティブ支給
前年の7月1日~当年の6月30日までの評価でインセンティブを支給する。

目的・目標・行動設定(BE・HAVE・DO)
- BE 成りたい姿、状態、あり方、目的、理想
- HAVE 手にするもの、数値化できる目標
- DO(TODO) すること、具体的な行動
毎年、1月と7月に半期別のBE・HAVE・DOを設定します。
※1月に決めるとスタートが遅くなりやすいので、年末の時点である程度固めておくこと。
BE(なりたい姿、パフォーマンス高い状態、強みを磨く)を徹底的に磨き上げる。
BEを考える上で、3つのSがキーワードになります。
3つのSとは、State(ステート)、Strategy(ストラテジー)、Story(ストーリー)です。
- ステートとはどんな状態?ハイパフォーマンスな状態とは何か?(明るい、陽気な、ポジティブなど)
- ストラテジーとはどんな理想を掲げるか?目的を戦略的に考える。(どんな人に対しても親切にする、世のため、人のためにできることをするなど)
- ストーリーとはどんなふうに語り継がれたいか?どんな人だったと言われたいか?(一緒にいるだけで明るい気持ちになる、情熱的な人だった、たくさんのことを教えてくれた人だったなど)
この3つのSを元に考えてみてください。
今、出てきたBEは考え方やあり方などを教えてくれるような本を学ぶほど、磨かれていきます。人生をかけて自分の理念を磨き上げてください。
HAVE(達成目標、数値化目標)はBEができていれば自然とできるような目標にする。
ハイパフォーマンスなBEならば、目標達成の確率は上がります。
目標は現状維持のままで達成できるような目標があれば、現状を打開し、ダイナミックに動かないと達成できないような高い目標もあります。
高い目標がいいとか、普通の目標がいいというわけではありません。
目標を深く考えたうえで目指すことに一番の価値があります。
目指すということはDO(行動する)を実行すると約束することが大切です。
DOはすることですが、こちらはTODOリストにする必要があります。
やると決まっていても、どのタイミングでどのくらいやるのか決まっていなければ行動の量と質が下がります。
このDOをTODOにし、やり続けると決めましょう。
定期的にBEやHAVEの進捗を確認しながら、DOを適宜変更していくことも大切です。
一番重要なことは「BE・HAVE・DOを毎日確認してから一日の業務をスタートすること」です。毎日確実に確認するようお願いします。
降給評価査定について
降給に関しては
(前期査定給与額+当期査定給与額)/2=支給給与
例
2023年上半期査定(281,600円)+2023年下半期査定(260,000円)/2=2024年上半期給与(270,800円)
ただし
2期連続で査定が下がる場合は、その当期査定額で評価します。
例えば、2024年上半期査定(270,800円)→2024年下半期査定(260,000円)の場合、2024年下半期給与は260,000円となります。
ユニットリーダー制度(2024年~)
目的としては院内業務に特化した取り組みからチャレンジしたい人を後押しするためです。
条件は立候補です。また、チーフや所属スタッフの承認も参考にします。
詳細は期待職能に記載します。
・院内におけるすべてのできごとに関する報告、連絡、相談
・チーフMTGへの参加
・院内環境の課題発見と改善に取り組み、管理する
などの役割を果たしてもらいます。ちなみにチーフ発表のような社内向けの発表はありません。
チャレンジ期間は3か月以上とし、ユニットリーダーとして昇格が決まり次第、手当を支給します。
ユニットリーダーの手当は30,000円~50,000円とします。
手当の査定は原則半期ごとでチーフたちからの定性および定量評価で決まります。
チーフチャレンジおよびチーフへの昇格
メイプラスではチーフになるには、ユニットリーダーを経て、さらなる立候補が条件となります。
立候補してもらって、定性面、定量面での評価を総合的に判断した上で、チャレンジ期間を与えます。
チーフチャレンジ期間には毎月1回、チーフ発表としてメイプラスの理念、ヴィジョン、メイプラス10や研修期間に教わった内容など、テーマは基本自由ですがプレゼンテーションをしていただきます。この発表をなぜ行うのかというとプレゼンスキルはもちろん、説明能力、言語化能力、リーダーシップの強化のためです。
チーフチャレンジからチーフに昇格するには、チーフ発表をすることや、自身や所属院のスタッフの定性面、施術面、定量面などのレベルアップ、本人の積極的な姿勢やリーダーシップ、メイプラスの中心メンバーとしてふさわしいかなどの総合的な判断としています。
マネージャーおよび幹部昇格
マネージャーおよび幹部(以下、幹部スタッフ)に昇格にするにも、立候補が必要です。幹部スタッフには求職者の見学対応や最終面談、新人スタッフの教育、新患対応サポート、各院の技術確認、ミーティングの進行及びフィードバックなどの様々な役割があります。現場の施術対応はイレギュラー時のみの対応となり、現場の実務からは離れることになります。
昇格条件としては上記の対応ができること、現場の課題とその解決方法を見つけられること、スタッフにとって良い影響力を与えられる存在になれることなどが条件で、幹部としてふさわしいかどうかを判断して決定していきます。
6)リーダーの要件
リーダーに求められる資質
- 成長マインドセット、成長ルーティンを日々調整をしている
- 明るく、ポジティブな雰囲気が作れる
- コミュニケーション力を磨いている
- プレゼンテーション力を磨いている
- ミーティングのモデレーター(司会進行)役ができる
- 周りの成果を素直に喜ぶことができる
- 適切なタイミングでほめる、指摘ができる
- メイプラスの言葉を使って自分の経験が語れる
- 中心メンバーであることの誇りと自覚を持つ
- 可燃、不燃ではなく、自燃かつ点火できる
- 部下を育成する覚悟を持っている
リーダーに向かない場合
- 停滞マインドセットになっている
- 他責および無責思考で当事者意識に欠けている
- エラー言葉、ネガティブな発言や言動が多く、チームの雰囲気を下げる
- 決定事項や方針に対して、前向きかつ建設的な提案ではなく、批判や皮肉を言っている
- 部下や同僚、他者の人生や背景に無関心で、勝たせるつもりがない
7)年間行事
1月 | 新年会、全体会議(キックオフミーティング)、メイプラスアカデミー開始 |
2月 | |
3月 | 大澤先生技術研修 |
4月 | エイプリルイベント |
5月 | |
6月 | 大澤先生技術研修、上半期イベント |
7月 | 暑気払い、上半期総括 |
8月 | |
9月 | 大澤先生技術研修 |
10月 | ハロウィンイベント |
11月 | |
12月 | 大澤先生技術研修、下半期イベント、冬期休暇 |
8)各種規定
勤務時間について
出勤および退勤時間
診療時間は平日11:00~20:00、土曜日、祝日は9:00~18:00となります。
出勤は原則、平日10:20または土曜・祝日は8:20まで、退勤は原則、平日20:20または土曜・祝日は18:20とします。出勤時間は早くても構いませんが、退勤時間は厳守できるよう業務を速やかに行い、残務で院内に残らないようお願いします。
時間外研修について
時間外で研修に参加する、参加しないはあくまでも自由参加とします。時間外の研修については月8時間までとし、定量評価により研修ポイントを付与していきます。研修ポイントは3か月ごとに給与と共に支給されます。
社内および院内の注意事項
出勤時、退勤時の挨拶
挨拶の目的
- 患者様や一緒に働くスタッフを安心させる
- 患者様やスタッフに明るい良いイメージを持ってもらう
- 気持ちよい挨拶をすることで自分自身にも良い影響があります
業務上の注意事項
予約管理
新規患者様が入りやすいように予約枠をコントロールすること。ペパミからでは60分、ホットペッパービューティーからでは70分で新規予約が取得できます。中途半端な予約枠を空けていると新規患者様の失客につながることがありますので、予約枠のコントロールには常に気を配り、60分以上の枠をなるべく空けるよう予約管理すること。
新規予約後にWEB問診票とプロフィールシートを送る
新規で予約が入った場合、LINEまたはショートメールまたはEメールでWEB問診票とプロフィールシートを送るようお願いします。WEB問診票があると準備した上で新患対応に臨むことができます。また、書面の問診票よりも内容を多く書いていただけることが多いので患者様自身の要望や自己開示が多くなります。ご来院後であっても、なるべくWEB上で書いていただくようご提案を徹底すること。
ペパミ予約の徹底
ペパミの導入目的は予約忘れが原因で患者様が来なくなることが多いため、予約忘れ防止ができるリマインド機能があるからです。また、わざわざ電話をしなくても、変更やキャンセルがLINE上でできるのも利点があります。処理に多少は時間かかりますが、患者様がペパミ予約に慣れていただくことようアナウンスし続けてください。
時間管理の徹底
- 施術時間(15分)
- 空き時間の有効活用(カルテ記入、患者様の準備など患者様の満足度向上に充てる)
- 初診対応時間(後に予約が入っている場合は特に注意する)
手が空いたら必ず確認するもの
- LINE(ペパミ)
- 電話履歴(アフターコールナビ)
- メール
上記は常にフロントに来た時に常に確認する。中には緊急で患者様に返信あるいは折り返さないといけない連絡が来ていることがあります。患者様心理からすると、いつまで待てばいいのかわからない返信を待たされるのはストレスになるので、すぐに電話を折り返せない場合であっても、いつまでに連絡できるのか返信をすること。
トラブルやクレームはすぐ報告
- 返金要請
- 治療に対する不満
- 治療中に患者様がケガをした
- 楽トレ使用における火傷
上記のようなトラブルやクレームが起きた場合は、すぐにチーフおよびマネージャーに報告をすること。報告が遅くなるとトラブルが大きくなったり、クレームがエスカレーションする場合があります。悪い報告ほど速やかに行うこと。
カルテなど個人情報の管理について
カルテ記入について
カルテ記入の目的としては、患者様から聞いた情報をメモしておくことで、次の話題につなげることやコミュニケーションの質を上げていくことにつながります。たとえば、前回話した内容を忘れていて、今回も同じ話をしている、話す内容がいつも同じで広がりがない、会話はできるけど当たり障りのない会話しかできていない。こんな状態では信頼関係は深まりませんし、患者様があきて来なくなる原因になります。カルテ記入は患者様への想いを込めて、話した内容は簡潔にメモしましょう。
患者様情報の持ち出しは厳禁
当たり前のことですが、患者様情報は個人情報ですので、住所や連絡先、メールアドレス、LINEなどの情報を勝手に持ち出し、自分の個人的なやりとりのために使用することは禁じます。
その他
ルーティンチェック

将来のヴィジョンや目標があるとしたら、日々どんなことを積み重ねていくかで目標(ゴール)の達成率が決まります。もし、将来、自分で開業したい、組織を動かすような大きな仕事がしたい、幸せな家庭を築いて、大きな家を買いたい、としたら、そのためには今よりも成長が伴っていなければ、なかなか目標にたどり着くことはできないでしょう。
「成長したい」。ただ願っているだけでは成長はしません。
日々の行動、つまりルーティンが成長を後押しします。目標達成や成長に近づくためのルーティンチェックを毎日行なってください。
「自分にはまだ目標や人生の目的が見つかっていない。だから、ルーティンをやる意味がわからない。」
そんな人でも、去年と今年で全く成長していないとしたら、さすがに嫌ですよね。
ルーティンチェックをし続けることで、自分に自信がついてくると、「やればできるんだ」という可能性が見えてきます。可能性が見えてくるから、目標が見えてくるのです。
ですから、目標があろうとなかろうと、日々、自分が成長できるルーティンを作っていきましょう。
もちろん、最初の何ヶ月かは自分で作ったーティンがしっくりこないことがあります。それは誰もが通る道です。毎月でも毎週でもいいのでルーティンを修正しながら、自分にとってのパワールーティンを手に入れましょう。
9)ラーニングラダー(※随時更新)
鏡の法則 | 入社日研修 | 問題はギフト。問題は自分にとって必要だから起きている。 |
仕事のルール | 新人研修 | 治療家である前に社会人として心構え、素直さを身につける。 |
レジリエンス | 新人研修 | 仕事には問題・課題は必ず出てくる。あきらめない心を理論的に学ぶ。 |
鬼速PDCA | 現場研修 | 成長ルーティンを回し、常に向上心を持って取り組み続ける。 |
俺の解剖学 | 新人~現場研修 | 大澤先生による解剖学の解説動画 |
解剖学トレーニングノート | 入社前~新人 | 図に書き込むことで学びを形にする |
生理学トレーニングノート | 入社前~新人 | 図に書き込むことで学びを形にする |
MBS1 | チーフチャレンジ | 経営の言語化(哲学、戦略、戦術、宣伝、体験) |
MBS2 | チーフチャレンジ | 経営の最適化(収益、経費、販売、組織、仕事) |
MBS3 | チーフチャレンジ | 経営の最大化(飛躍、状態、未来、結果、実行) |
MBS4 | チーフチャレンジ | 経営の組織化(信頼、制度、合意、結束、影響) |
MBS5 | マネージャー | 経営の自動化(委任、仕組、幹部、教育、絆徳) |
10)会社の歴史
我々の会社メイプラスの歴史について、簡単にお話させていただきます。
メイプラスという会社は一言で言うなら、「健康を通じて幸せを創造する会社」です。
当社は2011年に創業し、当時は保険診療を中心とする何の特徴もない整骨院からスタートしました。
治療といっても、マッサージや電気を当てるだけ。
痛み治療だけだったので良くなったり、悪くなったりを繰り返している患者様が多かったのをよく覚えています。
そこから、会員制の勉強会や技術セミナーなどに積極的に参加をし、新たな技術を手に入れ、自信を持って患者様を健康に導ける整体をはじめることで、保険診療中心のスタイルから自由診療中心のスタイルへと大きく舵を切っていきました。
当時はご来院された順で施術をしていたので予約制ではなく、1回数百円の施術代でした。そこから完全予約制で1回数千円へと価格改定、保険診療を患者様にはおすすめせず、より内容の優れている整体メニューを提案するようになりました。
しかし、その変化の中、社内は大混乱になっていました。
なぜなら、当時在籍していたスタッフからさまざまな反発があったからです。
「予約制にしたら、患者様が来たいときに来れないじゃないか」
「今でさえ、お金をいただいていることに罪悪感があるのに、さらに値上げだなんて」
「社長は急なお金でも必要になったんじゃないですか?」
面と向かって不満を言われたり、陰でもいろいろと言われ続けながら、退職者が続出。
新人スタッフと責任者で衝突。
仲間であるスタッフとの決別。
警察沙汰になってもおかしくない事件や患者様を巻き込んだトラブルなどもありました。
そのなかなか出口の見えない時期が続きながらも、メイプラスの取り組みに賛同してくれるスタッフが徐々に増え始めました。
今では現場を安心して任せられるスタッフたちがいてくれるおかげで良い状態で仕事に取り組むことができています。
ただ、それは私の力ではなく、スタッフたちが道を作ってくれたのだと思っています。
もちろん、当時在籍してくれていたスタッフ、私の方針変更に我慢しながらも従ってくれたスタッフに感謝しています。今、このメイプラスがあるのは先人たちの努力と苦労があってのものです。
今、我々が提供している整体は15分で定価4,800円という価格です。
値段だけ聞くと「ちょっと高いんじゃないか?」と思われるかもしれません。
なぜなら、60分3,000円ほどで受けられるマッサージと比較してしまうと高く感じるからです。
ただ、私たちが提供している整体は健康な身体を骨格から作るというもので、決められた時間をもみほぐすのとはコンセプトが違います。
整体で骨格が整うということは今まで部分的に負荷のかかっていた筋肉のバランスが良くなり、痛みや症状の改善となります。さらには姿勢が良くなることで呼吸量が増え、代謝アップにつながります。また、背骨を整え、神経の流れがスムーズになることで筋肉の出力が上がる。
といった施術の効果が期待できます。
つまり、私たちが提供している整体は治療の効果・結果にフォーカスしており、1回の治療効果として、この料金をいただいております。
そして今、メイプラスではありがたいことに優秀な人材が集結しています。
優秀な人材に年齢や資格の有無、過去に経験があるかないかは関係ありません。
どんな人が活躍しているかというと、素直さがあり、簡単なことであきらめず、常に向上心を持って取り組む。そして、自分に与えられた責任を全うすることに労を惜しまない。ただそれだけです。
素直さ、あきらめない、向上心、自責思考。
この心構えさえあれば、誰でも成長できますし、人として成熟していくことができます。
最後になりますが
メイプラスのヴィジョンは『幸せの最大化』ということ。
それは
患者様に対してできる価値提供を増やし続け
スタッフに対して働き甲斐のある環境を作り続けること。
特に能力の高いスタッフには今後もっと大きな仕事を任せたり、プロジェクトを動かしてもらいたい。
メイプラスでは
「能力が高い人=より多くの人に役に立てる人」と定義しています。
視座が高く、多くの人に役に立てる人なら、その力を最大限に引き出すために、会社を任せるかもしれませんし、そのスタッフのために会社を作ってもいいと思っています。
ただ、そのためには今の自分自身を見つめなおし、成長した自分自身に近づくためのハシゴを丁寧にかけていくことです。
最終的には
幸せな未来を創り、最大化する。
つまり自分の人生を自分で決められる会社にしていく。
それこそがメイプラスで働く全社員のヴィジョンです。
11)語録
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素直とは、現実を受け入れられるかどうかだ。
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感情の95%は自分に言い聞かせる言葉で決まる。
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キツい時期、キツイ時代を生き抜いた人ほどしぶとい。
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選ぶ会社ひとつで自分の人生が変わる。
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下を向いたり、後ろ向きな発言や行動をしたからといって、自分の代わりに誰かが成果を出してくれるわけじゃない。結局、自分でやるしかないんだから、下を向く時間は必要ない。
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アイスクリーム型組織➡いざというときに弱い
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カレーライス型組織➡いざというときに強い
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守破離とは以下の通り・基本を学んでいる・基本はできるが応用はできない・応用はできるが発展はできない・発展ができる
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目上の人の前で言わない方がいい言葉・なるほど・たしかに・了解です・ご苦労様です
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有限不実行なら信用残高ゼロ。
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自由にやれれば結果が出せるという勘違い。
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不幸な人ほど自分のことばかりを考えがち。
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自分の敵は他人じゃない、いつだって自分。
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仕事があるつらさより、仕事がないつらさを想像したことがあるか?
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優秀な人は自分をネガティブ、人見知りだなんて言わない。
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幸せは全員違って当たり前。自分の幸せを言語化できていたら、到達する確率は上がる。
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目標は再認識するから叶う。
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ポジティブな絆は楽しいが、ネガティブな絆は苦しい。
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そもそも、働くってことが楽しくなければ、パフォーマンスは高くならない。
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失敗しないで成功したいのは傲慢な考え方。失敗→修正・改善→成功。全員がこの道を通っていく。
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信用とは過去の実績。
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信頼とは未来に対する期待。
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関係性と信頼性は違う。関係構築、仲良くなるのは会話力。信頼構築、自分を信じてもらえるかどうかは対話力。